スロートレーニング

ウエイトトレーニングに代表される筋力トレーニングは、やはりある程度辛い思いをしなければ、なかなか実にはなりません。

特に、ウエイトトレーニングの場合は、重量のある道具を使用して強烈な負荷を筋肉に与えるのが一般的です。

ダンベルにしてもバーベルにしても、数kg、数十kgの物を使用し、筋肉を酷使します。

ですが、一般的な運動能力、あるいはそれ以下の筋力しかない人にとって、その使用は少々危険ですし、困難を極めます。

そこで、有効となってくるのがスロートレーニングなのです。

スロートレーニングは、ゆっくりとした動作で筋肉を動かします。

ダンベルを使用する場合も、グッ、グッっとリズミカルに持ち上げてアップダウンの回数を多くするのではなく、ジワっと上げて、ジワっと下げて、というスローな動作の反復を行います。

そのため、通常の動作よりも負荷のかかる時間は長くなるのです。

その分、けっこう大変な部分というのもありますが、負荷のかかり方が長い分、重さに関してはそれほど必要ないのです。

5kgのダンベルを素早く上げ下げするのと、2kgのダンベルをゆっくり上げ下げするのとでは、前者の方が瞬間的な負荷がかなりかかる一方、後者の方が負荷のかかる時間は長く、両者の間に大きな成果の差はありません。

つまり、軽いほうのダンベルを使用しても、問題はないということです。

実際に始めてみよう

メリット、デメリット、そしてメカニズムを知った上で、スロートレーニングが自分の目標としている鍛錬箇所、あるいは力をつけたい分野、目的としていることに対して適していると判断したら、いよいよ今度は実践です。

スロートレーニングを実際に行ってみましょう。

このトレーニングの特徴はスローな動作であり、トレーニングに使用する道具などの制限はありません。

自由に使用するしないを決めて構いません。

例えば、腕の筋肉をしっかりと付けたい場合は、ダンベルを使用したほうが良いでしょう。

一方で、腹筋を鍛えたい場合はジムに通う必要はなく、腹筋をゆっくり行っても十分鍛錬できます。

そのあたりは、自分の環境に合った方法を自由に選んで構いません。

そういう意味でも、スロートレーニングは非常に勝手の良いトレーニング方法といえます。

ただ、いくら自由にできるとはいっても、基本的な部分に関しては学んでおく必要があります。

スロートレーニングを行うにあたり、まず約束事として覚えるべきことは「5秒ルール」です。

特にこういった言葉があるわけではありませんが、この5秒がスロートレーニングのひとつの目安となります。


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